| おしえて№582 投稿者 giselleさん | ||||||
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水性殺虫剤というのは、殺虫成分を溶かして液状にする為の溶剤が水性という意味です。 水性でないものは溶剤に油性のものを使用しています。水性にすることで、家や家具が汚れにくく、火気に対する安全性が増します。人体に対する安全性については、水性、油性に関わらず、人体に吸収された殺虫成分の量が安全基準値を満たしているかどうかの問題でしょう。 殺虫剤は、いろいろな殺虫効果のある成分を溶剤に溶かして噴霧するものです。殺虫成分には水にしか溶けないもの、油にしか溶けないもの、など何に溶けるかがいろいろあって、それに適した溶剤が使われます。 これまでのものは、溶剤に油分を含んでいましたので、油性と呼ばれていました。油性の殺虫剤は油から殺虫成分が揮発した後も、油が揮発せずに長時間残ってしまうので、べたついたりします。 最近よく宣伝されている「水性」殺虫剤というのは溶剤が水で油を含みません。だから、べたついたりしないのがメリットなんだと思います。 == 殺虫剤って虫にも毒性がありますが、人間にも多少は毒性があります。なので吸い込んだりしないように気をつけないといけません。 ただ、毒性は水性、油性で大きな差はありません。 今までは油性だったのですが、これまでの有効成分であるフタルスリン、レスメトリンなどに水を加えることによって火気に対する安全性の向上と環境問題に配慮しようというのがねらいで開発されたものです。 キンチョー新製品ニュースはこちら。 http://www.kincho.com/wnew/wnew_f.html 中川産業㈱HPには殺虫剤(原体)の特徴が詳しく書いてあります 。http://www.nakagawasangyou.com/gentai.htm 家庭用殺虫剤で特に「水性」を謳い文句にしているのは、WEB検索に限れば、大日本除蟲菊株式会社(以下D社と表記)一社のようで、原材料に水を配合することで「高いレベルでの無臭性&火気に対する安全」がPRされています。 新製品と従来品では、水の配合量が若干増えただけではないでしょうか。対殺虫効果が従来品と同じと謳っていますから、単純に考えれば人体への影響も同一ってことではないでしょうか。 なお、キンチョウリキッドは、1997年の段階から既にTVCMで「スィスィ水性リキッド」と「水性」が強調されていました。 参考URL:山瀬まみ(ファン個人サイト) http://www01.u-page.so-net.ne.jp/xa2/hiro-c/mami/enquete/result/cm/98kincho.html 上記のTVCMの水面下では、競業会社であるA製薬の請求によるD社に対する特許権に係る民事訴訟が展開されていて、争点の一部は正に「水」の解釈も係わっていましたが、平成12年10月11日付大阪高裁の控訴審判決で原告A製薬の請求棄却の判断が下された流れが有ります。 キンチョウリキッドとスプレー式殺虫剤では成分は相違していますが、何だか6年がかりの係争の結果としての「水性」強調心機一転PRのような感じを受けます。 参考URL:最高裁判所/知的財産権判決速報 その一 その二 その三 その四 (その他上記のんきさんと同じURLを紹介していただきました。) 要するに、殺虫成分の薬品の溶剤に石油類などを使わずに水を使っているということです。これが空気中に散布されるわけですから有機溶剤を使ってあるものよりもはるかに人体にも環境にも良いというわけです。ただし、密閉した部屋などで使用する場合には、熱帯魚や金魚などの水槽に影響が出ることがあるので要注意ってこの前ラジオで言ってました。 殺虫成分が水に溶けてるので、もし皮膚についた場合などすぐに水で洗い流せる。殺虫剤従来の〇〇チョールなどは水で洗っただけでは落ちないようです。 水を配合する事により、火気に対する安全性の向上と環境問題にも配慮しているみたいです。 ちなみに有効成分のピレスロイドは天然では除虫菊に含まれ,蚊取り線香として使われてきましたが,最近は何種類もの成分が人工的に合成されているそうです。 速効性で,農薬としてよく使われる有機リン系殺虫剤と比較して,人畜に対する毒性は低くなっています。(成分的には従来のものとあまり変わりなさそうです) 有名なキンチョールのHPにいくと載っていました。 今までの成分に、水を混ぜることにより、火気に対する安全を守る、環境問題への適応をはかることが可能になった、と。 これは、想像ですが、人間でも、何か間違って薬を飲んだときなど、どんどん水を飲んで毒素を出してしまえ、と言います。ですから、今まで、危険なぐらい強い薬品を噴霧して「虫」を殺していたため、火気にも敏感で、まわりの空気をよごすほどだったのですが、このたびの新製品開発で、水の配合でこれらの問題をクリアしながら、なおかつ、一方では、「虫」には「コロコロキンチョール」できるようになった、ということではないでしょうか。 そのへんの、化学変化については、……、誰か教えて! 水虫に効きます。
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| 正答者の方々です。本当にありがとうございました。 | |
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